宮城蔵王の麓にある遠刈田温泉(とおがったおんせん)は、蔵王の信仰登山の基地や湯治場として知られてきた街。仙台からはバスで1時間半ほど。街の中心部にバス停があるため、動くのに便利だ。遠刈田温泉は開湯約400年の温泉で、温泉街の中心部には公衆浴場が2つあり、その1つが観光案内所のすぐ後ろにある「神の湯」。風情ある建物が人気だ。この温泉は観光客も330円で日帰り入浴することができる。遠刈田温泉の源泉は70度と言われていて、各ホテルや旅館で温度は多少違うが、こちらの神の湯には「熱湯」と「ぬる湯」という2つの湯船があり、熱湯は44度ほどあり、かなり熱い。まずはぬる湯から、ゆっくりと掛け湯をし、身体を慣らしてから入るといい。遠刈田温泉は足腰の病気に効能があると言われている。
また、神の湯の外には足湯もあり、無料で入ることができる。奥の湯口からは源泉に近い温度のお湯が出てくるため、熱すぎて危険。湯口から遠い観光案内所側で入ることをオススメする。レンタルタオルなどはないため、必ずタオル持参で。
温泉街はさほど広くはないが、いくつか飲食店が点在しており、中でも観光案内所から徒歩3分ほどの場所にある『番や』では地元の食や酒を楽しめる店としてオススメする。観光客だけでなく、地元民からも人気の店。
店のカウンターにはおばんざいと言って家庭の味を楽しめる惣菜がずらりと並んでいて、どんな料理かがわかりやすい。何から食べていいか目移りしてしまうほど、どれも美味しそうだ。
宮城県で採れる新鮮な牡蠣。
ホヤといった珍味を食べることもできる。
セリとは冬から春にかけて採れる多年草で、宮城は生産量日本一である。全国的にもあまり馴染みのないセリだが、今宮城では牛タンよりも人気と言っても過言ではない。居酒屋の大人気メニューとなっている。
鳥でダシをとった鍋にセリの根っこから葉の先まで全て入れて食べる鍋で、セリのシャキシャキとした食感がたまらない。宮城に来たらぜひ食べておきたい1品だ。
また店には多くの地酒が揃っている。
飲み比べすることもできるため、酒好きにはたまらない。酒に詳しい店員に相談しながら食にあった酒を飲むのもいいだろう。
●遠刈田温泉へのアクセス:
【バス】
東北新幹線・仙台駅(さくら野前33番)から高速バス遠刈田温泉行き約1時間。
【車】
東北自動車道:白石ICから約25分。村田ICから約20分。
photo & text : Megumi Ueda

施設情報

遠刈田温泉 神の湯

所在地
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉32

遠刈田温泉 壽の湯

所在地
〒989-0914 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉旭町

番や

所在地
〒989-0915 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉寿町2

施設マップ


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