写真提供:片品村観光協会
2018年夏、片品村に新しく「道の駅 尾瀬かたしな」がオープンした。
この道の駅は、関越道・沼田ICから日光・尾瀬方面に向かう国道120号沿いに位置。片品村村役場と隣接する、村の中心地にあたる場所だ。
観光目的などで村を訪れた人と地域住民をつなぎ、片品村の素晴らしさを広く伝えることをコンセプトとし、新たな観光スポットとして注目度上昇中だ。

館内には農産物特売所や食堂のほか、ファミリー向けのキッズスペースや24時間利用できるトイレなどもある。木材を取り入れた内装は自然の温もりが感じられ、落ち着いてのんびり過ごせる雰囲気だ。
建物の北側には尾瀬大橋が眺められる展望テラスがあり、夏季は源泉100%の温泉による足湯もオープンする。

片品村にある5つのスキー場へのアクセスの拠点にもなり、地場産の土産物やグルメも楽しむことができる道の駅の魅力を、さっそく掘り下げてみよう。

片品村の豊かな自然が育む特産物が手頃な価格で手に入る!

館内の「特産物特売所 かたしな屋」では、季節ごとの旬の野菜など、全て村内産の品を取り揃えている。
自然豊かな片品村はトマトやトウモロコシなどの農産物が有名。

標高が高く、冷涼な気候で育った地場野菜は、みずみずしく、味もよい。
また、豆類の栽培も盛んで、大粒の花豆なども古くから特産品として愛されている。

きのこ類も豊富で、特に、まいたけは肉厚で香りや食感のよいと評判だ。
これらの特産品は生産者による直売なので、スーパーなどで売られているものよりも手頃な値段で購入できる。
片品村はトマトの生産が盛んで、品質が高くてうま味のある「尾瀬トマト」などのブランド品もある。
加工品も多く、トマトジュースだけでも数十種類も取り揃えている。冬季など野菜の収穫がない時期でも、さまざまな特産品が手に入るのだ。

村民のおすすめ料理が味わえる「村民キッチン」

写真提供:片品村観光協会
写真提供:片品村観光協会
食堂の人気メニューは、「平成の名水百選」に選ばれた天然水と群馬県産の「上州地粉」を使った「尾瀬名水うどん」。
直売所で取り扱っている野菜や山菜などの季節の天ぷら、まいたけの丼物なども地元ならではのおいしい味覚だ。

食堂の一角にある「村民キッチン」は地域住民が週替わりで訪れ、おすすめの料理を提供するコーナー。麺類や定食、デザートなど、常駐する村民によって料理は変わり、窯もあるのでピザやパンを焼いて提供することもあるという。訪れる度に新しいメニューと出合え、何が味わえるかわくわくとした気持ちになれる。

水のおいしさも片品村の自慢

至仏山、武尊山、日光白根山などの高い山に囲まれた片品村や尾瀬は、山に降った雪や雨が地中に浸透し、長い年月をかけて、ろ過されたおいしい水が湧く。
村内にはいくつも湧水減が分布し、村民も古くから山林の保全や環境保護などに取り組んできた。
その努力が評価され、尾瀬の郷片品湧水群として環境庁から「平成の名水百選」に認定されている。
「道の駅 尾瀬かたしな」にはその湧き水が自由に楽しめる水くみ場が用意されている。このおいしい水も、片品村が育んできた自然の恩恵だ。

かたしなエリアのスキー場にアクセスする拠点としても

「道の駅 尾瀬かたしな」は、新宿から片品村を結ぶ高速バス「かたしなスノーエクスプレス号」(12月中旬~3月下旬まで毎日運行)の発着所でもある。
都内から高速バスでここまで移動し、その先はエリア内のスキー場に向かう無料シャトルバスにそれぞれ乗り換える。
シャトルバスを運行しているのは、オグナほたかスキー場、かたしな高原スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、スノーパーク尾瀬戸倉、丸沼高原スキー場の、村内にある5スキー場だ。
観光目的はもちろん、かたしなエリアでスキー・スノーボードを楽しむ拠点としても、今後この道の駅は重要なスポットとして発展していくだろう。
Photo & Text by Chiho Kuriyama

施設情報

道の駅 尾瀬かたしな

所在地
〒378-0415 群馬県利根郡片品村大字鎌田3967-1
外部URL
https://oze-katashina.info/michinoeki/

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