近年、「日本酒」が海を越えて海外でも高い人気を博しているのをご存知だろうか?日本酒は、米(蒸米)と米麹と水を原料とし、アルコール発酵させたもの。日本酒の原料である米には糖分が含まれていないため麹を使って麹の酵素により米のデンプンを糖分に変え、酵母の力でアルコール発酵を行っている。この「糖化」と「アルコール発酵」を同時に同じタンクで行う技術は世界でも類をみない高度な醸造方法であり、このことにより高アルコールの醸造酒ができるのだ。
日本酒は全国各地で製造されているが、なかでも地元産の原料を使用して作られたのや、地元のシンボルをイメージして作られたものを「地酒」と呼び、地域ごとの特徴を楽しむことができる。また同じ銘柄であっても、製法や配合を変えることで「純米」や「大吟醸」など複数の種類があり、それぞれに違った味わいを楽しめる。前置きが長くなってしまったが、HAKUBA VALLEYにも飲んでもらいたい地酒があるのでご紹介しよう。

白馬錦と大雪渓

「白馬錦」は、原料である米と水が特徴的なお酒。米は地元の契約農家が栽培した米のみを使用し、水は隣町大町市にある県の天然記念物「居谷里湿原」の湧水を使用している。製造過程で、糖類の添加を一切行って居ないので、お米本来の旨味を味わうことができる。また、雪の中で熟成させたお酒もあるので、是非一度飲んで頂きたい。
地元の人に人気が高いのが「大雪渓」。大雪渓の仕込み水には井戸で汲み上げられた北アルプスの伏流水が使用され、いま湧き出しているこの水は100年前にアルプスに降り積もった雪。その雪解け水のように清冽な、素直な飲み口の酒を醸したいという想いで造られているのが山の酒・大雪渓だ。大自然がもたらしてくれた旨い水・地元の人々が育てた米・そして愛情あふれる蔵人たちの想いが詰まった地酒になっている。

岳と高嶺の花

「大雪渓」が白馬村内にある藤森酒店のためだけに醸造したお酒が「岳」。良い日本酒を作るために適したお米に分類される「ひとごこち」を100%使用し、アルコール度が20%と日本酒としては高めなので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!
「高嶺の花」は、高山に根付く小さな花をイメージした藤森酒店オリジナルの日本酒で、程よい香りが心地よいお酒。冷やがおすすめ。 ほかにも白馬・小谷・大町にある酒店にはそれぞれ限定のお酒があるので、酒店巡りをしてみるのもオススメだ。

白馬の地ビールHAKUBA BEER

さらに、最近、地元でも話題のクラフトビールがあるのでご紹介しておこう。HAKUBA BREWING COMPANYによるHAKUBA BEERは、白馬在住のイギリス人・ダニエル氏が手がける4種類のクラフトビールだ。ホップの効いた初期のペールエールを再現した「IPA」、落ち着いたコクを楽しめる「AMBER」、苦味のない口当たりのあとにスパイシーな長い余韻が楽しめる「PALE」、黒ビールでビターなチョコレートの余韻を楽しめる「BLACK」があるので、ぜひ白馬の地ビールも味わってみてほしい。
HAKUBA BEERは酒店での購入はもちろん、村内のレストランやバーなどで楽しむことができる。また4種類の詰め合わせセットもあるので、飲み比べやお土産にも活用したい。
photo & text : Kensuke Itahara

施設情報

藤森酒店

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城12867-289
備考
Tel:0261-72-2018
営業時間:8:00~19:00

かじくら酒店

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城3010
備考
Tel:0261-72-4488
定休日:水曜日

松屋 本店

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城6334−1
備考
Tel:0261-72-2011

施設マップ


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