アフタースノーのお楽しみ「温泉」

日本人にとってスキーと温泉は切っても切り離せない関係といってもいいだろう。「温泉大国」とうたわれる日本には、全国に3000カ所を超える温泉地があるといい、国内の多くのスキー場には温泉が隣接している確率がかなり高い。
HAKUBA VALLEYも温泉のあるスノーリゾートのひとつだ。しかし、そのなかでも白馬はやや特殊といえる。なぜならこの界隈には異なる泉質を持つさまざまな温泉の源泉が複数あり、ひとことに白馬の温泉といっても、「白馬八方温泉」、「塩の道温泉」、「かたくり温泉」、「姫川温泉」など、色や感触、効能などがまったく違う温泉が多数存在するのだ。
白馬エリアには多くのスキー場が点在するが、温泉の数も豊富ということ。さらに、このエリアでは1ヶ所にいながら、複数の温泉地を訪れたのと同じようにさまざまなお湯を楽しむことができる。北アルプスを見渡す格別の眺望とともに、この地の温泉は訪れる人の体と心を芯から癒し、なんとも贅沢な時間を提供してくれるだろう。

入浴マナーについて

近年外国人スキー客が急増している白馬だが、海外からのビジターも温泉を楽しみのひとつとしていることが多い。温泉は日本独特の文化であり、国や文化が異なれば入浴マナーも異なるため、温泉施設には複数の言語で入浴のマナーを図解した張り紙が貼られていることに気づくはずだ。
しかし、マナーに気を配らなければならないのは外国人利用客だけでなく、日本人も同様。各家庭に風呂がなかったひと昔前は、皆が公共浴場を子どもの頃から利用していたため「互いに気持ちよく入浴をする心得」は自然と身に着いていたものだろう。現在は家庭や世代、ライフスタイルによってその感覚はさまざまなので、自分の常識が他人の非常識という場合があるかもしれない。いま一度入浴マナーを確認し、誰もが気持ち良く温泉を楽しめるよう心がけてほしい。

白馬のオススメ日帰り温泉

では、泉源の異なる白馬のオススメ日帰り温泉施設を紹介しよう。それぞれにすぐれた効能や露天からの景色などを持つので、どれも堪能してみてほしい。

白馬塩の道温泉 倉下の湯

倉下の湯は白馬塩の道温泉の元湯で、活断層フォッサマグナに地中深く封じこめられた海水を、2500万年の時を経て地下1,050mの地層からくみ上げている。
茶褐色をした濁り湯は、塩分を多く含んでいるためお湯をなめると独特の塩辛さを感じるこができるだろう。風呂は広い露天風呂のみで、良質な温泉が身体を芯から温めてくれる。

白馬姫川温泉 天神の湯

白馬駅東側の小高い山の中腹にある白馬ハイランドホテル内にある温泉で、宿泊客以外でも日帰り入浴ができる。温泉はホテル近くを流れる姫川沿いから自然湧出し、弱アルカリ性の肌にやさしい泉質を持つ。なんといっても露天風呂から眺める北アルプスのダイナミックな絶景が自慢で、抜群のロケーション×温泉は感動ものの体験だ。

白馬八方温泉 おびなたの湯

八方から白馬大雪渓へ向かう途中約3kmにある源泉に一番近い施設で、天然水素泉としてアンチエイジングの効果が期待できます。 冬期営業(1月中旬~)では、雪景色のなかの露天風呂が楽しめます。おびなたの湯は冬期のみ「貸切風呂」としてご利用いただけます。
text : Kensuke Itahara

施設情報

白馬塩の道温泉 倉下の湯

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城9549-8
備考
アクセス:JR白馬駅よりタクシー7分

白馬姫川温泉 天神の湯

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城21582
備考
アクセス:JR白馬駅より徒歩15分

白馬八方温泉 おびなたの湯

所在地
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城八方9346−1
備考
アクセス:JR白馬駅よりタクシー10分

施設マップ

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