長野県北部にある竜王山(標高1930m)の北西斜面に位置する「竜王スキーパーク」。あらゆるレベルが楽しめる全18コースがレイアウトされ、標高差は1000mオーバーで最長滑走距離6000mと日本を代表する規模を誇るだけでなく、世界最大級となる166人乗りのロープウェイが架かり、山頂駅からの眺望の素晴らしさは圧巻。そして豊富な降雪量と雪質の良さでパウダーランがゲレンデ内で楽しめるとあって、絶大な人気を誇っている。
場内施設の充実度もシーズンを追うごとに増していく、竜王スキーパークの魅力をじっくりとチェックしてみよう!

パウダーの宝庫、ゲレンデ上部の名物コースで楽しもう!

標高1770mのロープウェイ山頂駅はパウダーフリークたちにとって楽園への玄関口。標高960mの山麓駅から800mも標高が高くなるので、当然雪質はサラサラの極上となる。ここから上級者限定の非圧雪急斜面「木落しコース」へと一気に攻めこむか、さらにリフトでゲレンデトップを目指してスカイランドエリアを滑るも良しだ。
ゲレンデ上部からゲレンデ下部への下山連絡コースでもある木落しコース。最大斜度36度の上級者(ヘルメット着用も義務)限定の急斜面で非圧雪エリアなので、降雪後は最長1400mにも及ぶフカフカのパウダーランを楽しむことができる。
ちなみに木落しコースには3タイプのコースがあり、幅が広くて見通しの良さから一番人気の「bコース」。沢形状でナチュラルパイプのような「eコース」。片斜面が続いてテクニカルな「cコース」と、単純にパウダーを滑る楽しさだけでなく、コースの選択でどう攻略するか変わってくるのがおもしろい。
なお、朝イチのまだ誰も滑っていない「面ツル」の木落しコースを滑ることができる「KIOTOSHI FIRST TRACK」は60周年を記念して特別価格1,000円(リフト券別)で展開される。コンディションによって実施の可/不可が判断され、利用人数が限定されるサービスとなるので、詳しい問い合わせはスキー場まで。
また極上の雪質は上級者だけでなく、初中級者でもスカイランドエリアのコースで味わうことができる。さらに厳冬期のゲレンデトップは、まるでおとぎ話のワンシーンのように大自然が生み出す素晴らしい情景になっていることもある。
極上の雪をたっぷりと堪能したら、木落しコースを滑らなくても山頂駅からロープウェイで山麓エリアへと戻ることができるので、初級者でも気軽に山頂へ行ってみよう!

雲海が見られるか!? 超絶景テラスで至福の時間を過ごそう!

竜王スキーパークの魅力はパウダーや滑る楽しさだけではない。ロープウェイ山頂駅に設けられた特設テラス「SORA terrace(ソラテラス)」から臨む大パノラマの絶景と、眼下に広がる壮大な「雲海」は竜王のまさに名物。
冬は雲海のチャンスは少ない時期とも言われているが、竜王一帯は雲海の発生する条件が比較的多いエリアなので、運良く、雲海に巡り会えた時の感動は計り知れないものとなるだろう。雲海でなかったとしても、北アルプスの美しい山並みや空気が澄んでいれば日本海に浮かぶ佐渡島までもが見渡せる絶景に、もはや言葉を失ってしまうに違いない。
この絶景を楽しめるのはスキーヤーやスノーボーダーに限らず、一般の観光目的の来場者はもちろん、小さい子供と一緒でも大丈夫。冬期は通常だとスキー場最下部、駐車場の前に建つインフォメーションセンターからロープウェイの山麓駅まで、滑走具を装備してリフトを2本乗り継がなければならないが、「SORA terrace観光プラン」を利用すれば雪上車で山麓駅まで送迎してくれる。営業期間は12月26日から3月21日を予定。料金はロープウェイの往復利用もできて大人3000円、子供1500円。
テラスからの素晴らしい景色を目の前にして、少しでも長く眺めていたくなる気持ちとは裏腹に、標高の高さもあってやはり冬の寒さはさすがに厳しいものがある。そこでテラスに併設されているカフェ「SORA terrace cafe」で温かい飲み物を楽しみながら眺望を楽しんだり、滑りの途中で休憩に利用するのもおすすめだ。
カフェの人気は、やはり「SORA珈琲」。竜王特有の気候と水に合わせて豆を焙煎。お土産としても購入できる、かわいい「雲海マシュマロ」を浮かべて注文する女性客も多い。
パスタやビーフシチュー、シュウマイやえび餃子に桃まんといった飲茶、フォーやグリーンカレーといったエスニックな食事メニューも用意している。雲海に見立てた竜王名産ネマガリダケが入ったクリーミーなスープをサクサクのパイで包んだ「雲海パイ包みスープ」は、ぜひ食してみてほしい逸品だ。

下部は初級者にも人気のワイドなコースとパークが充実!

スキー場の下部、バレーエリアはコース幅がたっぷりのコースが特徴で、ナイターも12月下旬から3月下旬まで、平日は20時まで、土曜日は21時まで楽しめるとあって、いつでも賑やか。
バレーエリアの上部と下部には「ステップアップパーク」があり、パーク初心者でも気軽にトライできるアイテムから、スタイルを磨ける上級者向けのアイテムも設置。初心者にはパーククルーが無料でワンポイントアドバイスをしてくれるのもうれしいポイント。

滑る以外の遊びがいっぱい! アドベンチャーパーク!

スキーヤー、スノーボーダーが入ってこない安心に遊べるキッズゲレンデは利用料金が無料!!
※ソリ等の貸し出しはレンタルでおこなっています。

宿泊して滑りも温泉も、思う存分楽しむべし!

雪質の素晴らしさやゲレンデの規模の大きさに合わせて、滑る楽しさもスケールの大きなスキー場だけに、できれば泊まりがけで満喫するプランがオススメだ。竜王スキーパークのホームページには宿を手配してくれるサービスの「BOOKING RYUOO(ブッキング竜王)」があるので、ぜひ利用してほしい。例えば平日ならば1泊2食にリフト券付きのプランが、こちらも60周年記念価格6,000円(税別)からと、超お得な料金で利用できる。「少しでも安く滑りたいし泊まりたい!」「急に休みが取れて滑りにいける時間ができたけど、宿が取れるかな…」など、宿の手配が「たいへん」「面倒くさい」という時でも便利。
竜王スキーパークの近隣にある宿だけでなく、温泉も満喫したいのならクルマで20分ほどにある湯田中・渋温泉エリアの宿も紹介してくれるプランもある。ぜひ、友人や家族と情緒溢れる温泉街に泊まって、スキー&スノーボード旅の思い出を深めてみよう!
Text by Tomohiro WATANABE

竜王スキーパーク

上信越道・信州中野インターから16キロでアクセス。ゲレンデには世界最大級のロープウェイが架かり、初級向きから上級向きまで全18コースがレイアウトされている。標高が高く、眺望の素晴らしさ雪質の良さも人気で、11月下旬からゴールデンウイークまでの営業期間の長さも魅力。

施設情報

竜王スキーパーク

所在地
長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700
外部URL
https://www.ryuoo.com

施設マップ


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