健康増進法の一部改正による法律が2020年4月より全面施工され、これにより喫煙ルールが変わり、望まない受動喫煙をなくすための取り組みが広がっている。
HAKUBA VALLEYを代表する2スキー場、白馬八方尾根スキー場と白馬岩岳スノーフィールドはフィリップモリスジャパン合同会社と包括協定を締結し、ゲレンデ内の喫煙所を加熱式たばこ専用に一新することを発表した。この冬、2スキー場の喫煙ルールがどう変わるのか、ゲレンデに出かける前におさらいしておこう。

フィリップモリスジャパン合同会社が目指す「煙のない社会」

フィリップモリスジャパン合同会社は、日本のたばこ市場において34.5%のシェアを誇り、加熱式たばこ市場を牽引する日本第 2 位のたばこ会社です(2019年時点)。近年は、紙たばこよりもリスク低減の可能性のある製品を主力とした事業に注力し、紙たばこをすべて煙の出ない製品に切り替えることを目指す「煙のない社会」の実現を企業ビジョンとしている。今回、HAKUBA VALLEYの2スキー場と包括協定を締結した「煙のないゲレンデ」の取り組みも、その事業活動の一環だ。

各所に告知物を設置。アンバサダーも

白馬八方尾根スキー場、岩岳スノーフィールドの2スキー場は、「煙のないゲレンデ」をキャッチフレーズに、ゲレンデ内のすべての喫煙所を火を使わず煙の出ない「加熱式たばこ専用」として再整備。ゴンドラ山麓にバナーや看板を設置し、ゴンドラ内にも情報案内を設置するほか、スモークフリーアンバサダーがゲレンデ内をめぐりながら直接利用者に案内するなど普及活動を行う。紙巻たばこはゲレンデ内では喫煙できないが、ゲレンデ外にある喫煙所を利用することができる。
専用室の床にスキーやスノーボードのアイコンを設置するなどの遊び心も。アイコンに合わせて立つと自然にソーシャルディスタンスがとることができる。

八方尾根スキー場は6カ所設置

八方尾根スキー場では、うさぎ平テラスやピラール、黒菱カフェテリアなどのレストラン施設や、ゴンドラ山麓などの6カ所に加熱式たばこ専用室を用意。コース数16本、最大滑走距離8000mを誇るビッグゲレンデとあって、人が集まりやすいポイントに設置されている。
加熱式たばこ専用室の位置は、ゴンドラ内に設置された告知物でマップとともに確認できる。

岩岳スノーフィールドは山麓と山頂の2カ所

岩岳スノーフィールドは山麓からゲレンデピークまで一気に貫くゴンドラが架かり、山麓や山裏に全26本のコースが延びる。白馬三山がきれいに見える「ハクバマウテンハーバー」も人気スポットだ。加熱式たばこ専用室はゴンドラの山麓と山頂の2カ所にあり、それぞれ屋外に専用室が設置されている。
山頂の専用室は新たに作られたもの。自然の風景にとけ込む木の温もりを生かした建物だ。

「煙のないゲレンデ」へ

2スキー場がスタートする「煙のないゲレンデ」は、望まない受動喫煙をなくし、スキー場を訪れる人すべてが快適に過ごせるようにするための取り組み。また、スキー場の現場からは「ゲレンデのごみ拾いでもっとも多いのが吸い殻のごみ」との声も聞く。この取り組みを機に吸い殻のポイ捨てがなくなり、自然を守り、環境に配慮する気持ちも高まっていってほしい。
TEXT by Chiho Kuriyama

施設情報

白馬八方尾根スキー場

所在地
長野県北安曇郡白馬村八方
外部URL
https://snow.gnavi.co.jp/guide/htm/r0142s.htm

白馬岩岳スノーフィールド

所在地
長野県北安曇郡白馬村岩岳
外部URL
https://snow.gnavi.co.jp/guide/htm/r0143s.htm

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