日本一との呼び声が高いコシヒカリや、国内屈指の豪雪地帯で知られる新潟県南魚沼市の移住体験イベントが今年も開催された。南魚沼市は市内に10ものスキー場を有し、非常にウィンタースポーツが盛んなまちで、今回の移住体験イベントもそのウィンタースポーツの魅力を活用した内容になっている。

南魚沼市 移住コンシェルジュ in 東京

令和元年11月16日と12月7日の2日間、渋谷のイベントスペースにて「南魚沼市 移住コンシェルジュ in 東京」が開催された。同イベントは昨年初めて開催されたのだが、定員を超える参加者が集まり、急遽追加開催が行われたほど好評で、今年も2日間で100名以上が参加し、その人気ぶりは健在だった。一自治体のイベントとしては異例の参加人数と言えるだろう。
11月開催では、南魚沼市出身でソチ五輪銅メダリストのプロスキーヤー小野塚彩那さん、フリースキー専門誌「Bravoski」編集長の小川尊さん、2017年に公開された映像「雪ふるまち 南魚沼市」を制作したEbis filmsの関口雅樹さんらがゲストスピーカーで登場。
12月開催は、南魚沼市の移住推進誌『雪ふるまち 2019』の発刊にも関わった、スノーボード専門誌「DIGGIN' MAGAZINE」編集長の小林大吾さんと、スノーボードWEBマガジン「Backside magazine」編集長の野上大介さんが登場し、それぞれが感じる南魚沼の魅力、スキー、スノーボードの魅力、今の生活環境についてなど、なかなか他では聞けない内容が盛りだくさんとなった。両日とも南魚沼市議会議員のスノーボーダーで、山岳ガイドの永井拓三さんが司会進行を行い、南魚沼市の現状や、移住に関する制度なども説明した。
ゲストトーク後には懇親会があり、南魚沼産コシヒカリで作られたおにぎりや、地ビールなどが振る舞われた。南魚沼の食文化を体験しながら、みんなの前では聞きにくかったことを個別でゲストスピーカーやスタッフに質問したり、参加者同士の情報交換などがされ、ワイワイと楽しい空間を過ごした。
そして、昨年も大好評だったイベント参加特典として「六日町八海山スキー場 バックカントリー&南魚沼市内案内ツアーの無料ご招待」という嬉しいプレゼント。さらに今年は南魚沼産コシヒカリもプレゼントと、参加無料にも関わらず、これだけ充実した内容の自治体イベントは少ないのではないだろうか。

南魚沼市 魅力体験ツアー

2020年2月22日、2月23日、2月27日の3日間で、南魚沼市の魅力を肌で感じる現地体験ツアーを開催。もちろん渋谷のイベントに参加した人だけが参加できる特別なツアーだ。

しかし、この冬は残念ながら非常に雪の少ないシーズンになってしまい、六日町八海山スキー場で実施予定だったバックカントリーツアーは、日程変更とともに、場所も比較的雪が豊富なかぐらスキー場へと変更になった。※かぐらスキー場は南魚沼郡湯沢町

湯沢町と南魚沼市は定住自立圏構想という、お互いの住民が行き来をすることで生まれる経済圏などを中心とした協定を組んでいる。いわばユニオンだ。
バックカントリーツアーは南魚沼市で山岳ガイドサービスを提供している「TRIFORCE」の協力/協賛のもとスタート。
2月22日のツアーは晴天に恵まれ、春のような陽気。前日までの降雪も多くなかったので、ハイクアップもしやすく、バックカントリーデビューの人にはもってこいのコンディションだった。
頑張って登った先にはため息が出るほどの絶景。南魚沼市、湯沢町を眼下に見ながら休憩をし、滑走準備ができたらいざドロップ!
ベテランガイドのお陰でなんとかパウダースノーにもありつけて、みんなのテンションも最高潮に。それぞれが思い思いのラインで滑り、パウダーを滑れることに改めて感謝した。その後はバックカントリーエリアからゲレンデに戻り、一気に麓まで滑り降りる超ロングライドを楽しんだ。
スキー、スノーボードを満喫したら、昼食会場の「道の駅 南魚沼 雪あかり」へ移動。食事処の「ちゃわんめし たっぽ家」は、名産の南魚沼産コシヒカリをその場で食べられるコンセプトのお店で、おかずも郷土料理や地元の食材を使ったメニューになっている。お腹がいっぱいになったら、市内巡りへ出発!
まずは外国人観光客にも人気の三国街道塩沢宿「牧之通り」へ。「雪国の歴史と文化を活かすまちづくり」というコンセプトにより創られた美しいまちなみとまちづくりは、これまで多くの賞を受賞している。電柱を全て地中に埋設させ、美しいまちづくりをしている南魚沼市の代表的な場所だ。
次に「南魚沼市役所 本庁舎」と「南魚沼市民病院」を見学。移住をした際、生活に直結する施設なので、実際に目で見て、詳細を関係者から説明してもらえるのはとてもありがたい。
市内にはここ以外にも「魚沼基幹病院」という大型病院もある。南魚沼市はメディカルタウン構想の元で、市民病院/魚沼基幹病院などの大型の救急/総合病院と、中規模の病院や診療所をネットワーク化する「うおぬま米・ネット」があり、医療体制も充実している。
最後に六日町駅周辺を散策。生活に必要なものはほとんど揃っていて、飲食店もたくさん軒を連ねている。
駅のすぐ隣には2014年に開館し、グッドデザイン賞も受賞した南魚沼市図書館がある。外観、内観ともに洗練されたデザインで、地元六日町出身のデザイナー南雲勝志氏が手がけている。
▼今回の体験ツアーの映像も公開中▼
今後も南魚沼市は移住したくなるまちづくりをしていく予定なので、興味を持った方はぜひ公式サイトもチェックしてみてほしい。

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