ゲレンデで思いっきり滑りたいファミリーには、素晴らしい眺望に、最高の雪質が魅力の群馬県・丸沼高原がおすすめだ。ゴンドラで一気に標高2000mのゲレンデトップへアクセスすることができ、さらさらの極上雪、バリエーション豊富なコースが待っている。パパはスノーボード、ママはスキーが得意で、小学1年生のときからスキーを始めたひーちゃんの酒井ファミリーが丸沼高原を2日間に渡って遊び尽くした。
眺望抜群のゲレンデトップへ、ゴンドラでGO!
丸沼高原初挑戦の酒井ファミリーは、到着してレンタルなどの準備を終えると、さっそくゴンドラに乗車しゲレンデトップへ。
頂上の眺望が素晴らしいと情報は聞いていたが、ゴンドラ内からもの景色も素晴らしくて、頂上に着くまで家族一同、感動しまくり!
ゲレンデトップに着くと関東以北最高峰の日光白根山の雄姿がドーンとお出迎え。日光白根山をバックに、とりあえずマルっと記念写真。
滑る気持ちを抑えつつ、展望台に上がってみると、さらに素晴らしい眺望が待っていた。
空の高さと広さが気持ちよく、武尊山や谷側岳などの大パノラマも楽しめる。ママは大はしゃぎで、娘のひーちゃんと自撮りで記念撮影。
滑りやすい、最高のコンディションに大満足!
景色をたっぷり楽しんだ後は、いよいよ滑走スタート!
丸沼の魅力は最高の雪質を最大限に楽しんでもらえるように、最高のゲレンデ整備を心がけている。一発目のターンから、その気持ちよさを感じてもらえるに違いない。家族の中ではママが一番スキーが大好きで、パパと娘を置いてスタート!
パパとひーちゃんも続いて、3人で仲良くフリーランをスタート!
ママは終始ノリノリで、ひーちゃんもスピードをアップ。スノーボードのほうが得意なパパは、元気なふたりについていくのがたいへんそうながら、笑顔だけは負けじとがんばっていた(笑)。
そして、あっという間にゲレンデベースまで到着。
「ちょっと飛ばしすぎたかな(笑)」とママは笑っていたものの、次もその次も、ゲレンデのコンディションは変わらず、ママの滑るスピードも変わることはなかった。
パパとひーちゃんも、ママのテンションに上手に引っ張られ、一緒にいろいろなコースを次々と攻略!
お母さんも、がっつりお昼ご飯。宿はゲレンデに隣接で便利!
ランチは中腹の「とんふぁん」へ。ボリューム感のあるメニューや休憩時にはスイーツなども人気だ。滑りまくってお腹がペコペコというママが選んだのは「ジンギスカン定食」。それを見たパパは「そっちも良かったかな…」とちょっと苦笑い。
ひーちゃんは「お肉おっきいーーー!」とびっくり。ママは満面の笑みで、ペロリと完食!
ランチ後は少しだけ滑って、本日の宿「シャレー丸沼」にチェックイン。ゲレンデに隣接しているので、とっても便利で快適。宿泊者はレンタルが割引になり、期日限定だが、1泊2食に2日券が付いたお得な宿泊プランもあるので要チェックだ!
部屋は広々とした和室が中心。テーブルを囲んでお茶を飲んだり、テーブルゲームを楽しみながらゆったり過ごすのが定番。
お風呂はもちろん温泉。もちろん、好きなときに好きなだけ入れちゃう!
夕飯も美味しいと評判。連れてきてくれたパパにはビールと笑顔のご褒美を!
2日目、パパとママはスノボにチャレンジ!
2日目はパパの得意なスノーボードの日で、ママもスノーボードでお付き合い。スキーほどは滑れないと言ってたけれど、丸沼高原ではスノーボード初級者でも簡単にターンが楽しめるよう設計された「BURTON LTR」を用意。パパもあえて、ママと同じLTRのボードを選択。
もちろんエキスパート向けのスノーボードレンタル(オガサカ、BCストリーム)もしっかりとスタンバイ。ちなみに昨日ママが借りて滑っていたスキーもエキスパート向けの「black crows(ブラッククロウズ)」だ。
そして2日目も全員やるき満々で、ゴンドラでゲレンデトップへ向かい滑走スタート!
青空は昨日より少ないものの、ゲレンデトップのコンディションは変わらず、極上のひと言!
ひーちゃんも昨日のテンションをキープし、先頭でパパとママをグングン引っ張っていく(笑)
パパも昨日と違って常に余裕の表情。レンタルしたBURTON LTRの優しい乗り味には驚きを隠せなかった。
もちろんママもスキーの時と滑るスピードはちょっとだけ遅くなったが、ノリの良さは変わらず!
パークのキッカーでは、パパが華麗なジャンプまで披露。女性陣は、かなり盛り上がっていた。
最大斜度13度と緩斜面のブルーコースはスキー専用コースだったが、平日を中心にスノーボードでも滑走可能となった。家族みんなで滑るのはもちろん、基本的な練習などをするにも最適の斜面だ
昼食はベースにある「プラトー」へ。美味しい料理と楽しい会話でみんなが笑顔に!
さらさらの極上雪で「天使の羽」を作っちゃおう!
ハイシーズンの丸沼高原の雪はさらさらで、息でフーッと雪を飛ばすことも簡単だ。
さらに朝イチなどにおすすめなのが、新雪の降り積もったところに寝転んだり、カベなどを利用して「天使の羽」を作ってみよう!
①
やや斜めに両手を挙げて雪の上に仰向けで寝て、手を伸ばしたまま下ろしていき、ほぼ真横くらいで止める。雪の具合によっては少し手を何度か動かしてみよう
②
すると手を動かした跡がまるで天使の羽のような形になるので、両手の位置をそっと変えてあげると、かわいい天使のできあがりだ!
スノーエスカレーター完備のキッズパークは無料!
ソリ遊びや雪遊びなどを楽しみたいファミリーにはスノーエスカレーター完備のキッズパークがあり、無料で利用できるのだ。
キッズパークに置いてあるソリなどの遊具も使いたい放題。なお12時〜13時までのお昼の時間帯はスノーエスカレーターは運休になるなど営業時間には注意しよう。
キッズパークにはビギナーゲレンデも併設。
子供にスキーやスノーボードを始めさせたいと思っているファミリーには、ファーストステップの練習に最適!
充実のセンターステーション。売店でお土産選びも楽しい!
「ゲレンデだけでなく施設も充実していて、センターステーションはファミリーにもうれしいポイントがすごくいっぱいある!」と喜んでいたママ。駐車場からゲレンデへのアクセスも階段ではなくエスカレーターが使えるので、小さな子供がいたり、荷物を持っての移動でも楽ちんだ。
2階にある無料休憩所にはクッション玩具やボルダリングで遊べる「キッズエリア」があり、もちろん無料で利用できるのだ。
無料休憩所にはマッサージ機も置いてある(有料)。ママより先に、滑り疲れたひーちゃんが満喫。
3階にはレンタルルームがあり、家族や友人などプライベートに使えるのは、とっても便利。こちらは完全予約制だ。
また日帰り温泉施設「座禅温泉」があって、サウナも完備。気軽に利用しよう!
そして最後は売店。品揃えが充実していて、お土産選びはもちろん、商品を見ているだけでも楽しくなるものがいっぱい!帰る前にはぜひ立ち寄ってみよう。
ママが気になったのは、丸沼高原に群生する広葉樹「ダケカンバ」の樹液を原料にしたオリジナルナチュラルソープ。優れた保湿成分により、乾燥肌の人に高い効果があると評判で、お土産はもちろん自分用にもおすすめだ!
丸沼高原スキー場
関東以北最高峰の日光白根山の麓に位置し、ゲレンデトップの標高は2000mと極上の雪質、そして営業期間の長さが魅力のスキー場。最長4キロのロングランだけでなく、コース脇のカベを使った遊びやパークも人気。ゲレ食やスイーツも年々充実し、女性やファミリーにも評判。
photo & text : Tomohiro Watanabe
衣装協力/ROME SDS (ハスコエンタープライズ)
/ROXY (ボードライダーズジャパン株式会社)
健司 • 14:43
施設情報
丸沼高原スキー場
- 所在地
- 〒378-0497 群馬県利根郡片品村東小川4658-58
- 外部URL
- https://www.marunuma.jp/winter/
- 備考
- センターハウスリニューアルにより、ロープウェイセンターステーションとして生まれ変わりました。新築のエリアでは、日帰り温泉施設やパウダールームが備わった更衣室、ファストフードカウンターのある売店など、アフタースノーに嬉しい施設が充実。既存のエリアではスキーレンタルコーナやキッズスペースを備えた無料休憩所を拡張し、さらに便利になりました。日光白根山ロープウェイを利用すれば標高2000mの極上パウダーと標高差600m最長4kmの迫力のフリーライドがあなたをお待ちしております。営業期間は5月のGWまでを予定!丸沼高原までは関越自動車道沼田インターから国道120号線を尾瀬・日光方面へ約50分!!
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