日本を代表する人気リゾート「Mt.NAEBA」の一角で、冬期の営業は国内屈指の約6ヶ月、さらに広大な滑走エリアを誇るかぐらスキー場。そのかぐらに、今年で2年目を迎える国内最大級の規模を誇る「かぐらサマーゲレンデ」が7月1日営業開始した。滑走期間がさらに増え、トレーニングとしてはもちろん夏の新しい遊びとしても最高の施設で、暑い夏にも楽しい思い出をたくさん増やせるに違いない。その魅力に溢れたゲレンデを、たっぷりと紹介していこう!
撮影・文/渡辺智宏

国内最大級サマーゲレンデは滑り応え抜群!

ウインターシーズンにはファミリーコースという名称で親しまれているサマーゲレンデは、全長約1,100mのコース上に専用マットが敷き詰められ、サマーゲレンデの滑走距離としては国内最大級を誇り、コース幅も最大で50mとワイド。
ロングコースを冬と同じような感覚で滑走することができ、しかも、みつまた第1高速クワッドリフトが使えるので効率良く滑れて、とても快適なのだ!

最先端のスノーマットで抜群の滑走感覚!

コース全面に敷かれているスノーマットは、従来までのスノーマットよりも、しなやかな滑走感と優れたエッジグリップが得られ、雪の上を滑る感覚に非常に近いと評価の高い「PIS LAB(ピスラボ)」。ピスラボのマットは1平方メートルあたりに約2万本もの突起物(ピン)が並んでブラシ状になっていて、その上を滑走する。ピンは、しなやかで耐久性のあるポリエチレン製で、摩擦を軽減する加工は施されているが、残念ながら雪よりも抵抗は大きく、実際には雪上ほどの滑走スピードは出ない。
また、いいポジションで乗るとしっかりとしたグリップ力を感じることができるのだが、ポジションが悪いと滑走性が落ちたり、エッジグリップが甘くなってスキーやスノーボードが流れやすくなるので注意しよう。逆に考えれば、サマーゲレンデは自分のポジションを確認や基本練習にも最適と言える!

サマーゲレンデは特別仕様のスキー&スノーボードがおすすめ!

斜面(マットの下)の各所に内蔵されているスプリンクラーが自動で一定間隔に水を撒いて、マットの滑走性を高めているのもサマーゲレンデの大きな特徴のひとつ。つまり、滑走中でも時間になればスプリンクラーが作動するので、しぶきが当たるのは気持ちいいという面もあるが、当然、スキーやブーツ、そして顔や着ている服も濡れてしまう。そのため着用するウエアは濡れてもいい格好と、転んだ時などに身体にダメージ(擦り傷だけでなく、ヤケドすることもある)がないようなウエアを用意しよう。心配ならヘルメットやヒジやヒザにプロテクターを装着しよう。
また使用するブーツはいつも履いているブーツでも構わないが、スキーは滑走面がマットとの摩擦によりダメージを受けやすい。新しいスキーはちょっともったいないので、次の冬に使うか使わないかわからないくらいの気持ちで使えるスキーがおすすめだ。
自分の普通のスキーを使うのが心配なら、特殊なメタルシートを滑走面に配したサマーゲレンデ仕様のスキーやスノーボードがあり、かぐらではレンタル(スキー60台、スノーボード25台)でも用意しているので、ぜひ試してもらいたい。

30連の人工コブを設置。コブは夏の間にマスター!

コースはフラットな斜面だけでなく、下部に長さ120m、30連の人工コブも設置されている。
一定の間隔、ほぼ同じ大きさで並んでいる人工コブはとても滑りやすく、コブを滑る感覚を身体に覚え込ませるには最高。コブの中間まではスノーエスカレーターが設置されており、コブだけを効率よく滑ることもできる。

人気メニューを揃えた、ランチも期待大!

比較的涼しい高原とはいえ、夏は気温も高くなることもあるので、細やかな休憩や水分補給は欠かせない。食事や休憩のおすすめは、ロープウエー山頂駅からリフト乗り場へ向かう途中にある、カフェ&レストラン「SNOWMAN(スノーマン)」へ。今シーズンで2年目を迎える、とてもきれいな施設で開放的な空間に144席を用意。家族連れでも利用しやすいようにキッズスペースも確保している。
キッズスペースにはお子さまが遊べるおもちゃも用意している。
手軽に食べられるパスタも夏仕様で、女性に人気の美味しさ。
用意しているメニューも冬とは少し違って、暑い夏でも食欲が湧いてくるような料理も用意している。スキー場の定番のカレーは、甘みとスパイシーさのバランスが絶妙な夏仕様のルーに仕上がり、具材にもこだわっている。
実施7日前までのご予約でバーベキューも可能(お一人さま¥3,000)。

子供向けアトラクションも充実!

お子さま向けプールやブランコ、チュービングやストライダーなど遊べる施設がいっぱい。
小学生以下のお子さまは、リフト・ロープウェーの乗車が無料なので、気軽にご利用いただけます。

技術力アップだけでなく、サマーゲレンデが 初めてで不安のある人もスクールを活用しよう!

雪上に近い滑走感覚が得られるサマーゲレンデは、シーズン後の復習や、次のシーズンに向けての課題をしっかりと練習するには最適。かぐらスキースクールは、サマーゲレンデシーズンも常設で開校。田代スキースクールは事前予約でレッスンを行なっているので利用しよう。また、サマーゲレンデで滑ったことがない人も、一緒に行く経験者がいなくて不安があるなら、スクールの利用の利用が最適。ぜひ、サマーゲレンデの魅力を体験してほしい。
●かぐらスキースクール http://www.kagura-ss.jp/summer/
●田代スキースクール(事前予約制) http://tashiro-school.com/schedule.html

和田小屋に泊まれば、たっぷり滑れて料金もお得!

かぐらスキー場の標高1,380m地点にある「和田小屋」は、冬季期間中はランチも人気だが、宿泊施設としても朝イチにノートラックの斜面やパウダーを滑りたいスキーヤーやスノーボーダーたちに大人気。夏も苗場山登山やトレッキングなどを楽しむ人たちに愛用されているが、その和田小屋の宿泊とサマーゲレンデの利用がお得になるパックが新登場。なんと1泊2食の宿泊に、サマーゲレンデのリフト1日券付きで大人9,000円、リフト2日券付きでは11,000円。2日間ともサマーゲレンデで滑るも良し、どちらか1日を登山や自然散策を楽しんだり、他のアクティビティに挑戦することなどもできる。冬とはひと味違ったゲレンデの景色を堪能できるし、暑い夏も涼しく過ごせるだろう。気になる人は電話で問い合わせ&予約を。ちなみに宿泊当日は和田小屋まで自分のクルマか、タクシーでの移動となる。
和田小屋(かぐらスキー場) http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/
電話:025-788-9221

[サマーゲレンデ・インフォメーション]

●営業日および営業時間
・2017年7月1日(土)〜8月31日(木)の全日、9月2日(土)〜10月30日(月)の土・日・月曜日、9月19日(火)~22日(金)、10月10日(火)
・午前9時〜午後4時30分まで営業

●サマーゲレンデ・リフト料金
・1日券/3,900円(大人)、3,600円(シニア)、3,000円(中・高校生)
・4時間券/3,000円(大人)、2,800円(シニア)、2,500円(中・高校生)
・リフト1回券/500円
・ロープウェー/1,100円(往復)、700円(片道)

●レンタル料金
・サマーゲレンデ専用スキー&スノーボード(セット)/3,500円(1日)、3,000円(4時間)
・サマーゲレンデ専用スキー&スノーボード(単品)/2,500円(1日)、2,000円(4時間)
・ストック、ヘルメット、プロテクター(ヒジ、ヒザパッド)/各500円
※営業や料金などに関しては、下記をご参照ください。
[サマーゲレンデご利用時の注意事項]
サマーゲレンデでは、転倒した場合ケガや用具が損傷する恐れがございます。下記の注意事項をご確認のうえ、十分に注意してご滑走ください。

●服装についての注意事項
・サマーゲレンデでの転倒は、雪上と比べ、身体へのダメージが大きくなる恐れがあります。ケガには十分ご注意ください。
・必ずグローブを着用して滑走してください。
・半そで、半ズボンで滑走する場合、インナーの着用をお勧めいたします。
・危険防止のためヘルメット、プロテクターの着用をお勧めいたします。
(ヘルメット、プロテクターのレンタル(有料/各500円)もございます)
・散水により衣服が濡れることがありますので、ご了承ください。

●用具についての注意事項
・サマーゲレンデでの滑走は摩擦熱によりスキー・スノーボードにダメージを与える可能性がございます。
・サマーゲレンデは、雪上滑走とは違い、滑走時の摩擦熱の発生で、スキー・スノーボードの滑走面が損傷する可能性がございます。滑走前には、専用WAXを塗っているマットで滑走面にWAXを十分に塗ってから滑走してください。
・サマーゲレンデ専用レンタルスキー・スノーボード(有料)をご用意していますので、損傷等ご心配な方は、レンタルのご利用をお勧めいたします。
(数に限りがありますので、先着順とさせていただきます)

※当スキー場は、滑走時に発生したケガ・滑走用具の損傷などについては、一切の責任を負いかねます。
注意事項をご確認の上、安全に滑走してください。

かぐらスキー場

例年、冬は11月下旬から5月下旬まで、約半年間におよぶロングラン営業で有名なスキー場。日本を代表する人気リゾートの苗場スキー場とはかぐらスキー場の田代エリアを日本最長のドラゴンドラで連絡している。今年からスタートしたサマーゲレンデの営業開始に伴い、ほぼ1年中、滑走を楽しむことができるようになった。

かぐらスキー場公式サイト http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura

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