雪上を気持ちよく疾走するスキー・スノーボードは、冷えて透き通った空気や美しい銀世界を体全体で感じられる冬ならではのレジャー。スキー場までのアクセス方法としては、マイカーや電車のほかに、バスツアーを利用するという手もあるだろう。バスツアーのメリットは、リフト券や宿泊もパッケージされているツアーがほとんどなので、旅費のトータルコストを安く抑えられること。さらに、バスに乗車してしまえばそのままゲレンデまで運んでくれる手軽さも魅力だ。車内で会話を楽しんだり、読書やスマートフォンで遊んだり、眠ったりしてもいい。

ではここで、国内のスキー・スノーボードツアーの大手「オリオンツアー」が企画するバスツアーのなかから、人気スキー場を利用シーンに合わせて紹介していこう。今回紹介するバスツアーでは、一般的な観光バスよりも座席が広くつくられていたり、スマートフォンなどをUSBで充電できたり、WiFiが利用できるなど、快適に過ごせるバスもある。そんな最近のツアーバス事情もチェックだ。

※積雪状況やゲレンデコンディションにより、スキー場や施設の営業状況が異なる場合があります。お出かけの際は事前に最新の情報をチェックしてください。

初心者におすすめのスキー場なら「舞子スノーリゾート」

積雪たっぷりのスキー場が豊富な新潟県は、都内から遠いと思われがちだが、ICから近いところが多いので、下道の移動が少ない分、実は手前の群馬県よりも所要時間が短く済むことがある。なかでも舞子スノーリゾートは、最寄りの塩沢石打ICから1kmと、高速道路を降りて数分で到着するとても行きやすいスキー場だ。山道に揺られることがないので、車酔いする心配が少ないこともメリットだろう。全26本のコースが揃ったエリア最大級のスキー場は、長峰エリア、奥添地エリア、舞子エリアの3エリアから成り、コースの80%を初~中級コースが占める。スキー・スノーボード初心者にもぴったりなのが、ゴンドラを利用して迂回コースや緩斜面をつなげてロングコースを滑走できる長峰エリアだ。滑りに慣れて、山裏の奥添地エリアを目指せば、良質なパウダースノーを堪能できる。
なお、シーズン中はスノーボード初心者を対象に、滑りの基本やマナーが無料で学べる、「無料!スノーボード教室『スマイルレッスン』」を開催。日帰りスキーセンター内のスクールで受け付けており、定員は1日10名程度、開催時間は10時から30分ほど。まったく初めてスノーボードを体験する人でも、ワンポイントレッスンを受けてから滑りに臨めるので安心だ。
舞子スノーリゾートはレストランが豊富で料理のクオリティが高いことも魅力。ゴンドラ山頂駅を降りてすぐ下のレストラン「café at the top ITADAKI」は展望の良いテラスで食事が楽しめ、写真映えするピンクのゴンドラも設置された人気スポット。また、「BACK COUNTRY MAIKO(バックカントリーマイコ)」では雪上BBQ(予約制)が楽しめたり、日帰りスキーセンター内の「PIXY PLAZA」でテレビで有名なカレー・スパイス料理研究家の一条もんこ氏の「あしたのカレー」が食べられるなど、多種多様なランチメニューがそろっている。

泊りでたっぷり滑りにいくなら「竜王スキーパーク」

標高1930mの竜王山に全18本のコースが広がる竜王スキーパーク(長野県)。トップとボトムの標高差が1000m以上もある縦長なレイアウトで、最長6000mのロングクルージングを楽しむことができる。滑りごたえ抜群のスキー場は、泊りで出かけてたっぷり滑りつくすのがおすすめだ。下部のメインゲレンデ「バレーエリア」ではフラット&ワイドバーンをのびのびと滑れ、山麓から世界最大級の166人乗りロープウェイで上がると、良質な雪が積もった「スカイランドエリア」が広がっている。山麓に滑り降りる途中には、最大斜度36度、全長1400mの「木落しコース」が待ち構えている。ヘルメット着用必須の上級者コースとして知られ、腕に覚えのあるスキーヤー・スノーボーダーがチャレンジするゲレンデ名物のロングコースだ。
山麓にある「アドベンチャーパーク」は、冒険心をくすぐる多彩なアイテムを備えたアクティビティエリア。動く歩道を利用して親子で楽しめるソリや、滑りごたえのある長いチュービングコースなど、子供はもちろん大人もエキサイティングできる。また、2019年12月に登場した「KAMAKURA POT dining(かまくらポットダイニング)」は、かまくら型のドームテントの中でコタツに入りながらお鍋を食べられる新名所だ。
ロープウェイ山頂駅にある「SORA terrace(ソラテラス)」は遠くの山々まで一望できる絶景スポット。条件に恵まれると眼下に雲海やうつくしいサンセットを見ることができる。併設する「SORA terrace cafe(ソラテラスカフェ)」は暖炉やカフェバーが備えられ、景色を見ながらこだわりのコーヒーや「雲海パイ包みスープ」を楽しめる。

日帰りでらくらく行ける「たんばらスキーパーク」

群馬県のたんばらスキーパークは、都心から約2時間でアクセスできる日帰りしやすいスキー場。スキー場は11月下旬からいち早くオープンし、ゴールデンウイークまで滑走できるロングシーズンがうりだ。全8コースのうち約80%が初~中級コースなので、スキー・スノーボードデビューに最適。SURF&SNOWのなんでもランキング『スキー・スノーボードデビューにおすすめなスキー場は?』でもランキング1位を獲得している。山麓の「ファミリーコース」はスピードが出すぎない緩やかなロングコース。初心者でものんびり滑れるので、滑りの練習にぴったりだ。このコースを滑れる第1リフト専用1日券もあり、通常の1日券よりもリーズナブルに買い求められる。
都心から行きやすいのに、ゲレンデベースの標高が1250mもあるため雪質はサラサラのパウダースノー。コース上部にはパウダーエリアのほか、フリーライドパークも設置されており、上級者やパーク好きまで幅広い層が楽しめる。
中腹のレストラン「ウッドランドカフェ」は350席を用意するスキー場のメインダイニング。メニューには群馬県産のポークをつかったカツカレーなど地元食材を取り入れている。山麓のレストラン「オン&オフ」はファミリー向けのキッズメニューが充実。また、リゾートセンター内には拡大鏡やドライヤーを設置した女性用のパウダールームを完備。滑り出し前の化粧や休憩時の化粧直しに重宝する。施設の細部まで快適さが行き届いている点も、たんばらスキーパークの魅力だろう。

ウインタースポーツ系のバスツアーが得意な「オリオンツアー」

オリオンツアーはウインタースポーツ系のツアーを得意とするツアー会社。冬季は、スキー・スノーボードの各種バスツアーを企画し、日帰りや泊まりなどスタイルに応じたツアーが選ぶことができる。ツアーで乗車するバスはUSBで充電できたりWifiが使える車両が増えており、スマホやタブレットでネットを楽しみながらのんびり旅ができる快適な環境だ。また、ツアーによっては、座席が縦10列と通常のものより少なく、足元が広い「のびのびシート」タイプの車両もある。格安バスツアーで交通費を節約すれば、その分、何度もスキー・スノーボードに出かけられるぞ。
Text:Chiho Kuriyama

施設情報

舞子スノーリゾート

所在地
〒949-6423 新潟県南魚沼市舞子2056-108
外部URL
https://www.maiko-resort.com/

竜王スキーパーク

所在地
〒381-0405 長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700
外部URL
https://www.ryuoo.com/snow/

たんばらスキーパーク

所在地
〒378-0071 群馬県沼田市玉原高原
外部URL
https://www.tambara.co.jp/winter/

施設マップ


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