スキーやスノーボード、ブーツなど滑る用具はレンタルできますが、それ以外の小物は自分で用意します。雪山用の小物は寒さや水に濡れるのを防ぎ、体を保護してくれる重要なアイテムです。用意すべき小物とその役割を紹介しましょう。

必ず身につけたい小物

ゴーグル、グローブ、帽子の3点はスキーやスノーボードで絶対に用意したい小物です。これらのアイテムをレンタルできるスキー場は希少なので、事前に準備しておきます。もしも忘れてしまった場合は、スキー場のショップなどで購入しましょう。

ゴーグルの役割

ゴーグルはUVカット機能のあるレンズを搭載し、紫外線から目を守ります。スキー場では日差しが雪に反射し、上下から非常に強い紫外線を浴びます。目を保護しないで過ごすと、強い紫外線の影響で目が炎症する「雪目」という症状を起こします。雪目になると、目が充血して涙が止まらず、痛みを感じて目をあけていられないような状態に。
スキー・スノーボード用のゴーグルはサングラスよりもしっかり固定でき、滑走中でもズレにくいなど、アクティビティでの使用を想定した造りになっています。

帽子の役割

帽子は雪や風から頭部を保護し、温かく保ちます。耳などの末端部分が寒さや風にさらされたままでは、凍傷が生じることも。凍傷は低温下で血管が収縮してさまざまな症状を起こします。帽子といえども、雪山では大切なアイテムなのです。

グローブの役割

雪山では素手や薄手のグローブで過ごさず、必ずスキー・スノーボード用のグローブを着用します。指先などの末端は低温下で血管が収縮しやすく、凍傷になりやすい部位です。凍傷は、軽度であれば熱やかゆみを伴う痛みを感じ、症状が進むと皮膚が変色、最悪の場合は細胞が壊死することもあります。防水性に優れたスキー・スノーボード用のグローブで、手を水濡れや寒さからしっかりと守りましょう。

ヘルメットで保護力を高めることも大切

安全意識の高まりとともに、ヘルメットを利用するスキーヤー・スノーボーダーが増えています。ヘルメットは衝撃を吸収して頭部を保護します。気象条件によっては、雪が凍りついてアスファルトのような固さになることも。木や支柱などの障害物に衝突する危険だってあります。ヘルメットは転倒や衝突で頭部を強打するリスクを低減し、命を守る重要なアイテムです。

防寒グッズも重要

スキー場では、ウエアの中に着込むもので体温を調節します。肌着の上にトレーナーやフリースなどの着を重ね、脚部はタイツで保温。ソックスは厚手タイプがおすすめです。汗や雪などで体が濡れると体温が下がり、体調を崩したり低体温症など深刻な症状になる危険があります。速乾性に優れ、保温力の高い、雪山での使用を考慮したアイテムで体を快適に保ちましょう。
ネックウォーマーなど首回りの防寒アイテムもあると便利。襟元から風や雪が入るのを防ぎ、体温が下がるのを低減します。気温が低く風が強い日などは顔まで覆って、頬や鼻が凍傷になるのを防ぎます。
photo & text : Chiho Kuriyama

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