ノーベル文学賞を受賞した川端康成の小説『雪国』は、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という文章で始まる。この有名な小説の舞台となったのが、新潟県の越後湯沢。小説が発表されてから70年以上の月日が流れたが、冒頭の書き出し通りの風景は今も変わらない。都内から新幹線で越後湯沢温泉に向かい、県境のトンネルを抜けると、たっぷり積もった雪に覆われた町が広がっている。しかも現在は、東京から新幹線でたったの70分。越後湯沢は気軽に行ける「雪国」なのだ。町中には複数のスキー場があり、そこでスキーやスノーボードをはじめ、滑ること以外のさまざまな冬の体験ができる便利な観光地になっている。

お得な「セット券」でさまざまな冬の楽しさをまるごと体験!

越後湯沢温泉の最寄り駅である越後湯沢駅は、東京から新幹線で70分の距離。都内から近くて行きやすいのに、驚くほど雪が積もる日本有数の豪雪地帯として知られている。ここで冬の観光を楽しむなら、湯沢高原スキー場で冬の遊びや温泉利用ができるセット券がお得。ロープウェイ乗車料+スノーランド利用料+コマクサの湯入浴料に、温泉の素まで付いたセットが3,000円とリーズナブル。さまざまな冬の体験をお得に楽しむことができる。
このセット券は、越後湯沢駅西口の目の前にある「雪国観光舎」(越後湯沢温泉観光協会)で購入することができる。越後湯沢駅で下車したら、まずは西口にある「雪国観光舎」を目指し、窓口でセット券の引換券を買い求めよう。それを湯沢高原スキー場で提出すると、セット券と交換することができる。

温泉街から歩いて行ける湯沢高原スキー場で冬ならではの観光を

越後湯沢駅の周辺には風情のある温泉街が広がり、冬季は背丈を軽く越える高さの雪壁が路地を取り囲む。路地は消雪パイプなどが整備され、車や人が通りやすいように配慮されている。温泉街のど真ん中にあるのが湯沢高原スキー場。越後湯沢駅の西口から約800m、歩いて8分ほどの距離にある、気軽に行けるスキー場だ。
湯沢高原スキー場には世界最大級の166人乗りロープウェイが架かり、スキーやスノーボードをしなくても、観光利用で乗車できる。山麓からロープウェイに乗って、全長1,300m、高低差500mを一気に登り、大きな窓からパノラマに広がる雪景色を眺めながら7分の空中散歩が楽しめる。

人気スポットは湯沢町が一望できる絶景テラス

ロープウェイを降りると、標高1,000mを越える山腹に美しい銀世界が広がっている。ロープウェイ駅舎の外には、雪上にソファやテーブルが並べた眺望抜群のテラスがあり、人気スポットとして注目を集めている。テラスの眼下には雪に包まれた湯沢の町並みが広がり、谷川岳まで見渡すことができる。冬は空気が澄んでおり、遠くの山々まで一望できるパノラマビューの絶景が広がっている。

絶景とともにティーブレイクや本格イタリアンを

テラスと隣接する「雲の上のカフェ」では、魚沼産の米粉を使ったこだわりのクレープやホットチョコレートなどのカフェメニューを用意。テラスで絶景とともに格別のティーブレイクを味わっていいし、暖かな店内から窓の外の雪景色を楽しみながらのんびり過ごしてもいい。
また、ロープウェイ山頂にはすぐ側にあるイタリアンレストラン「アルピナ」もおすすめのグルメスポット。アルプスの山小屋風のレストランで、ピザやパスタなど、本格イタリアンを味わうことができる。

小さな子供も安心! 雪遊びが体験できる2つの「スノーランド」

湯沢高原スキー場には、ソリや雪遊びが楽しめるスノーランドが2つあり、どちらも子供を連れたファミリーに大人気。山麓の「布場スノーランド」はスノーエスカレーターを使ってソリやスノーストライダーができるほか、滑り台のついたエア遊具もある。親子一緒に楽しく雪の遊びを体験できる。
ロープウェイ山頂にある「高原スノーランド」は、美しい景色の中でソリやスノーチュービングが楽しめ、トンネルスライダーなどで遊べるツリーキャッスルも設置。冬でも子供達は元気いっぱいに駆け回り、寒さなんて関係なし!遊びを通して、雪の楽しさや素晴らしさを体験していくことだろう。

気軽に楽しめる温泉施設も完備

スキー場は、ロープウェイ山麓のスキーセンターに温泉施設「コマクサの湯」も完備。湯沢エリアの温泉は、肌の潤いを保ってつるつるにしてくれる効能効果があり、空気が乾燥しがちな冬にぴったり。テラスで過ごしたり雪遊びをしたり、雪上で観光を楽しんだ後、温泉ですぐに身体をぽかぽかに温められる。タオルのレンタル(有料)もあるので、手ぶらでも気軽に利用が可能だ。
また、スキーセンターにはお土産コーナー「湯沢マルシェ」もある。米どころとして有名な新潟ならではの地元産のお米や、お米を使った菓子、地酒などを取り揃えるほか、各種名物が店内いっぱいに並んでいる。
なお、セット券で付いてくる「温泉の素」の成分は、越後湯沢温泉の特徴である弱アルカリ性。肌がつるつるになる嬉しい効能効果を、自宅の浴槽でも楽しめる。

温泉街の観光とともに越後湯沢温泉をまるごと楽しんで

東京から新幹線で70分で行ける越後湯沢温泉は、日帰りに便利な環境だが、せっかくなら温泉街に滞在してもっと雪国を楽しんでいこう。温泉街にはリーズナブルに過ごせる民宿から歴史ある老舗旅館まで、多種多様な宿泊施設が揃っており、温泉付きの宿も多い。
越後湯沢駅周辺には、お土産屋や飲食店、足湯や手湯、射的などの昔ながらの遊技場などの観光施設が集まり、雪深い温泉街の風情とともにさまざまな楽しみを体験していける。雪遊びだけで終わらせず、雪と暮らしてきた歴史ある温泉街も観光し、越後湯沢エリアの魅力をたっぷり実感していこう。

【セット券 お問い合わせ先】

(一社)越後湯沢温泉観光協会 雪国観光舎

TEL:025-785-5353
営業時間:9:00~18:00(年中無休)

Text : Chiho Kuriyama

施設情報

雪国観光舎 越後湯沢温泉

所在地
〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2431-1
外部URL
https://www.snow-country-tourism.jp/
備考
アクセス:上越新幹線・越後湯沢駅 西口 徒歩0分

湯沢高原スキー場

所在地
〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢490
外部URL
https://snow.gnavi.co.jp/guide/htm/r0301s.htm

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