撮影&文/渡辺智宏
厳しい夏の暑さにカラダが疲れ、ココロまで折れそうになってしまったら、群馬県の丸沼高原でリフレッシュしよう。ロープウェイを使って標高2000mの山頂駅へアクセスすれば、まるで下界の暑さがウソのような爽やかさ。山頂からの素晴らしい眺望を堪能するのはもちろん、さらに涼しい森の中で散策もおすすめだ。そしてベースでは広大なゲレンデを利用した、さまざまなアクティビティを用意。友達同士やファミリーでも、泊まりでも日帰りでも楽しめる。暑い夏でもカラダを動かしたくなる、そして元気になれる丸沼高原の魅力を紹介しよう!

絶景を楽しめる「天空テラス」が完成。標高2000mの楽しさが、さらにスケールアップ!

センターステーション横にあるロープウェイ山麓駅から標高2000mの山頂駅まで、わずか約15分でアクセス。ロープウェイ乗車中の眺望も素晴らしく、グリーンシーズンのスタートは目に眩しいくらいの新緑が、そして9月上旬からは紅葉を楽しむことができる。
山頂駅に近づいてくると関東以北最高峰の日光白根山の雄姿が!
山頂駅を降りれば、すぐに気温の違いがわかるはず。そして空の青さ、雲の白さまで違って見えるかもしれない。何気なく日光白根山を撮ったスマホの写真でさえ、いつもよりうまく撮れたと感じるだろう。
山頂駅周辺はシラネアオイやコマクサなど、貴重な高山植物の花が楽しめるエリア。そして写真向かって右側にある展望台を兼ねた好評の「天空の足湯」(無料)に加え、今年のグリーンシーズンから「天空カフェ」(写真向かって左)と「天空テラス」がオープンし、さらに山頂駅周辺エリアの注目度や人気度が高まっている。
「天空の足湯」に連結している「天空テラス」は、さらに空に近づいたような開放感たっぷりのスペース。テラスにはソファーなどが置いてあり、もちろん無料で利用できる。
ソファに座って、しばし素晴らしい眺望と澄んだ空気を思い切り堪能してみてほしい。真夏でも太陽の温かさが、ちょうどいい気温に感じるだろう。
「天空カフェ」でお気に入りの飲み物を買ってきて休むのも、もちろんアリだ!
テラスからの眺望は、時間の流れを忘れてしまいそうになるほど、青い空と白い雲、緑の大地のバランスが絶妙。
テラスにはパラソルのあるテーブルも用意されている。
「天空テラス」と同様に注目&利用してほしいのが「天空カフェ」。コーヒーやスムージーなどのドリンクや軽食&スイーツを用意していて、とくに女性を意識したと思われるメニューが充実。
パスタは、地元のマイタケを使用したボローネーゼと大葉がアクセントの明太子を用意。どちらも味もボリュームも満点。添え付けのオニオンサラダは辛味はなく、逆に甘みが強く、口の中もさっぱりとしてくれて最高。
たっぷりのフルーツが付いた手作りのフレンチトーストも大好評。シェアして食べるのがおすすめだ!
ビールやワインなどのアルコールも用意しているので、クルマの運転がなければ、ぜひ!

樹林帯を気軽に散策し、大自然のパワーに癒やされよう!

登山までは自信が無いけど、森の中を気軽に歩いてみたいと思った人には、山頂駅からスタートする史跡を巡ったり、森の中を散策するルートが用意されている。尾瀬の「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」の眺望も楽しめる約45分のコースから、2時間ほどかけて信仰登山の石仏群を巡る「史跡散策コース」がある。ルートの選び方によって、時間や長さを調整することも可能だ。
まずは歩き出してすぐのところにある、鮮やかな赤色の社の「二荒山神社」に立ち寄り、お参りしてから先に進もう!
森の中を歩き出すと、すぐに気温がさらに低くなったことに気付くはず。真夏でも薄手の上着などを用意しておきたい。
そして歩いて呼吸しているだけで、大自然のパワーが身体の中に入ってきて、なんとなく身体や気持ちも元気になっていくような感覚、いわゆる「フィトンチッド」効果が得られるかもしれない。
まるで緑の絨毯ようなカニコウモリの群生地は植物の生命力の強さを感じる。
コースの分岐にはルート案内があるので迷うことはない。
史跡のひとつ「六地蔵」のある場所は、独特の空気感を感じるパワースポットだ!
コースの途中で咲き誇る花の美しさに気付いたり、大きなキノコなどを見つけるだけでも楽しい。

子供も大人も楽しめる、ツリーアドベンチャーに挑戦!

丸沼高原のゲレンデには、さまざまなアクティビティが用意されているが、中でも子供から大人まで大人気なのが「ツリーアドベンチャー」だ。
自然の木の上に足場が作られていて、木から木へと連絡するロープや吊り橋などのエレメントを移動していくもので、安全のためハーネスを付けているので失敗しても落下してケガをする心配はない。
「ジャングルジムより安全でありながら、アスレチックよりエキサイティング」という謳い文句が表わす通り、ちょっとしたスリルを感じながら、どう攻略していくかがポイントになる。初心者用の「KIDSコース」と中級者用の「FUNコース」が用意されている。
子供たちが楽々クリアしていくのを見て、早速チャレンジ。スタッフにハーネスなどを装着してもらい、注意事項などの説明を聞いてスタートだ。
不安定な足場や慣れない動き、思った以上の高さを感じたりと、最初はかなり難しさを感じるに違いない。
なんかわからないけど怖い。けど、楽しい(笑)。これがツリーアドベンチャーの最初に感じる、おもしろさ。
FUNコースには13のエレメントが用意されていて、それをひとつひとつクリアしていくと、次第にツリーアドベンチャーのコツがわかってくる。そのコツがわかると、さらにおもしろさがアップするのだ!
終わりに近づくと、最初に見せた少し不安な笑顔から満足感の強い笑顔となる。
最後は約70mのZIPラインでフィニッシュ。しっかりと手を広げ、空を飛ぶようにキメてほしい!

ゲレンデの傾斜を利用したアクティビティも楽しもう!

丸沼高原でツリーアドベンチャーと並んで人気のアクティビティが「サマーリュージュ」だ。丸沼高原は冬の間はスキー場として営業しているので、その傾斜を活かしてカートを操作して下るアクティビティなのだが、実際にトライしてみると、見た目以上、思っていた以上に爽快感に溢れ、ハマる人が続出。
両手で持ったレバーを操作してスピードをコントロールしたり、カーブを曲がっていくのだが、車高が低いので思っている以上のスピード感を感じるはずだ。ヘルメット(無料でレンタル)を着用し、スタート地点まではリフトでアクセスするので楽チンだ。9月と10月は主に週末のみの営業を予定。
また丸沼高原は、斜面に専用のマットが敷き詰められていて雪がなくてもスキーやスノーボードが楽しめる「サマーゲレンデ」の人気も高い。全長400mで最大15度と、エキスパートレベルでも十分に満足できるスケールだ。
さらに丸沼高原の超ワイドなゲレンデを活用した「オートキャンプ」も人気が高まってきている。サイトエリアは基本的に区画されていない(電源付きサイトのみ区画指定)ので、広大なエリアの好きなところにテントを設営でき、自然の中で自由に過ごせる。キャンプ用品がない人にもテントやキャンプ道具、バーベキューの食材までも用意した「手ぶらでキャンプ」もあるので、女性だけのグループやキャンプ初心者にも安心だ。
キャンプの人気上昇により、今年からサイトエリアが拡大。あわせてトイレや洗い場も新設しているので便利で快適!

帰る前に売店でお土産選びも楽しもう!

帰る前にはベースのセンターステーションの売店に立ち寄ろう。お土産の種類が豊富で、見て回るだけでも楽しいし、ジュースやソフトクリームなども用意している。お土産におすすめなのは、なんといっても丸沼高原オリジナルの「ナチュラルソープ」。そして、お土産にもおやつにぴったりの「タルト」は女性に大人気。
ふたりが食べているのは、一番人気の「チーズタルト」。シンプルにチーズの味が口の中で広がる絶品だ。ほかにレモン味のタルトなど2〜3種類を用意しているが、売り切れの場合もあるのでご購入はお早めに!
「ナチュラルソープ」は丸沼高原の敷地にあるダケカンバの樹液を使って作った天然成分のみで作られている石鹸で、優れた保湿成分により、乾燥肌の人に高い効果があると評判。丸沼高原のサイトからも購入できる。

【丸沼高原スキー場】

丸沼高原は日光国立公園・日光白根山山麓にある通年リゾート。日光白根山ロープウェイで標高2000mの山頂駅まで、およそ15分でアクセス。グリーンシーズンは日光白根山登山をはじめ、広大なゲレンデを利用したオートキャンプやサマースキー、そしてツリーアドベンチャーなどのアクティビティが充実。食事やスイーツも充実度も高く、女性やファミリーにも評判。

施設情報

丸沼高原スキー場

所在地
群馬県利根郡片品村東小川4658-58
外部URL
https://www.marunuma.jp/

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