夏を涼しく、楽しく過ごすならやっぱり夏のスキー場

涼しい高原の風に癒やされ、自然の中でアクティブに遊ぶ。 グリーンシーズンのスキー場は楽しさいっぱいなのだ!

スキー場は冬だけ営業しているものだと思ってはいませんか? 実は夏もスキー場は活気にあふれているのです。夏のスキー場は、初夏から秋までの期間を「グリーンシーズン」と呼び、気軽にアウトドアレジャーが楽しめる場として営業しています。特に最近はさまざまな施設やアクティビイが充実し、楽しい遊びや見どころがいっぱいの高原リゾートとして注目を集めています。

夏のスキー場はゴンドラやリフトがあるのが強み!

可憐な高原植物やパノラマビューが広がる山まで、乗り物を使ってらくらくアプローチ

夏のスキー場の魅力は、ゴンドラやリフトを使って高い場所までらくらくと登れ、手軽に高原リゾートを体験できることでしょう。山には都会では見られない可憐な山野草が咲き、散策路などをめぐって自然を体感することができます。
例えば、長野県の富士見パノラマリゾートは、ゴンドラを使って一気に標高1780mまで駆け上がれ、色とりどりの山野草が咲く公園や、木道が敷かれた湿原を散策することができます。本格的な登山と違って、アップダウンのない散策路はのんびりと歩け、展望台からは八ヶ岳や富士山などの山々がパノラマビューを楽しむことができます。

高原に広がる花畑や星空はまさに「映えスポット」

そこは非日常の世界!広大な敷地や開放的な空間だから出合える景色

広大な敷地を利用して、夏季に花畑として営業するスキー場もあります。スイセンやゆり、ラベンダー、ダリア、コスモスなど、花畑の種類はさまざま。季節によって花の種類が変わるスキー場もあります。たくさんの花々がゲレンデを埋めつくす光景は圧巻もので、夢のような美しい世界が広がっています。
なかでも、関東最大級のラベンダー園として知られているのが、群馬県のたんばらラベンダーパーク(冬季はたんばらスキーパーク)です。園内に植えられている5万株のラベンダーには、早咲き、中咲き、遅咲きの品種があり、初夏から夏の終わりまでの長い期間、花を楽しむことができます。また、地元の沼田市が7月~10月に月1回ほど星空観察会を開催しており、天の川や夏の大三角形を見ることができます。満天の星空に包まれることができるのも、空が開けて広大な敷地に恵まれたスキー場だからこそ!

夏場のスキー場は絶好の避暑スポット

清涼な高原の風に吹かれて、夏の暑さなんて忘れてしまおう

スキー場があるのは、大抵が冬にたくさん雪が積もる高原地。ということは、夏はとっても涼しいんです! 都心との気温差が10度以上も低くなる場所もあり、湿気が少なく清涼感にあふれた高原では夏の日差しが爽やかに感じるほど。スキー場の山麓からゴンドラやリフトを使って、もっと高い場所まで手軽に登れるのでさらに涼しさがアップします。近年は展望のよいテラスのあるスキー場が増えており、壮大な雲海や山々を一望できる絶景も楽しめます。
都心から近くて行きやすく、あっという間に涼しい山へと運んでくれるのが群馬県の丸沼高原。日光白根山ロープウェイで上がると山頂駅はなんと標高2000m。日光白根山に続く登山口や、森をめぐる散策コースなどが広がっています。駅舎の近くにウッドデッキの展望テラスとカフェがあり、間近に迫る日光白根山や尾瀬まで見晴らす絶景を望むことができます。無料で楽しめる「天空の足湯」もある癒やしの空間です。
BBQやオートキャンプが楽しめるスキー場もたくさんあります。丸沼高原は、用具が全て揃ったBBQハウスや、常設テントを利用して簡単にオートキャンプ体験ができる「手ぶらでキャンプ」など、アウトドア初心者でもチャレンジしやすい環境が整っています。

みんなで遊べるアトラクション大充実

仲間や恋人、家族と一緒に遊べば夏旅行がもっと楽しくなる!

夏季のスキー場では、広い敷地を利用したさまざまなアトラクションで遊ぶことができます。代表的なものがアスレチックでしょう。リュージュやボブスレー、マウンテンバイクなどコースの傾斜を利用した遊びのほか、近年は木の間に張ったワイヤーを滑車で滑降する「ジップライン」も人気です。子どもも大人も楽しめる本格アスレチックなどもあり、自然の中で元気いっぱい駆け回って遊ぶことができます。
例えば、山梨県のサンメドウズ清里ハイランドパークでは、子ども向けの遊具を揃えた「アスレチックパーク」を期間限定で営業しています。ロープにつかまってターザンのように遊んだり、ゆらゆら揺れる丸太の橋を渡ったり、太い柱をボルダリングようによじ登ったり。子どもが怖がらずに挑戦できる遊具があれば、親子一緒にわいわい楽しむことができます。
サンメドウズ清里ハイランドパークにはリフト山頂に「清里テラス」を完備。標高1900mの山頂には富士山や野辺山高原を一望する絶景が広がっています。古くから避暑地として人気の清里高原はテラスもお洒落。

「サマーゲレンデ」なら夏だってスキーやスノーボードができる!

夏もがっつり滑りたい人も、滑ったことがない人も新緑の中を滑る爽快感を味わおう

実は雪がなくても、夏のスキー場でスキーやスノーボードができちゃいます。「サマーゲレンデ」といって、プラスノーなどと呼ばれるブラシ状のプラスチック製マットをコースに敷き詰め、滑走できるようしたスキー場です。プラスノーのコースは雪よりやや摩擦がありますが、慣れてしまえば雪上のような滑走感が味わえるようになります。新緑のコースは爽快なうえ、滑走性を高めるためコースに散水しているので、思いのほか涼しく滑れます。
サマーゲレンデのなかでもアクセス抜群なのが、GALAサマーパークでしょう。東京駅から新幹線で越後湯沢駅まで1時間20分ほど。そこから無料シャトルバスでらくらくアクセスできます。レンタルコーナーにはサマーゲレンデ専用のスキーやスノーボードのほか、プロテクターやヘルメットまでが揃っており、手ぶらで身軽に滑りに行けてしまいます。スキースクールも営業しており、まったく滑ったことがない人でもレッスンを受けながらスキルアップが可能です。

夏こそスキー場に出かけよう!

スキー場はゆったりと夏を過ごせる穴場的観光地。アクセスもいいし、宿や温泉にも困らない

ここまで紹介してきたのは、夏のスキー場情報のほんの一部。それでも、いいことずくめなのがわかりますね。夏といえば、海や川の遊びをイメージしがちですが、涼しく爽やかなスキー場はまさに穴場の観光地なんです。スキー場だからこそ、交通便が整っているし宿泊施設や温泉なども充実しています。敷地が広いので、たくさんの人が訪れても混み合わず開放的に過ごせることも魅力でしょう。さっそく、いろんなスキー場情報をチェックして、わくわくする夏を体験しに行きましょう!
text : Chiho Kuriyama

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