丸沼高原スキー場は、雪質の良さとロープウェイを駆使して豊富なコースバリエーションが楽しめ、おいしい食事に営業期間の長さも魅力で、どちらかというと上級者に人気というイメージをもつ人がいるかもしれない。同じ関越道・沼田ICを利用してアクセスするスキー場の中にはファミリー向けをアピールするスキー場も多いが、丸沼高原はビギナーや滑る気満々のキッズのいるファミリーに、とってもおすすめのスキー場なのだ。元気な子供たちのやる気をさらにアップさせてくれる丸沼高原に行こう!

撮影&文/渡辺智宏
衣装協力/ColumbiaSMITH OPTICS

まずは大人も子供も、一緒にソリで楽しもう!

ある程度滑れるレベルなら、いきなりロープウェイで頂上を目指すのもアリだが、ビギナーレベルのキッズならば、まずはキッズパークでソリ遊びを楽しんだり、もしくはエスカレーターが設置されているビギナーエリアで足慣らしからスタートするのがおすすめ。

オレンジコースの最下部で、「高原の駅・丸沼」前に設けられたキッズパークは、家族全員でソリ遊びなどを楽しめる専用エリア。利用するにはリフト券を購入するか入場料(500円。3歳以上)が必要だが、キッズパークに置いてあるソリやチューブなどは自由に使うことができる。ちなみに平日は無料。エスカレーターが設置されているので、ソリを持って斜面を上がるのもラクラク!

いろいろなソリがあるので、乗り換えるだけで楽しさ倍増。親子で一緒のソリに乗ったり、競争したりして盛り上がろう!

キッズパークでは雪遊びをするのもおすすめ。標高が高く、雪質が自慢の丸沼高原の雪はサラサラでとても気持ちがいい。しかし時期や朝早い時間帯によっては、雪が固まらず雪玉や雪だるまを作るのも難しいこともある。息を吹きかければ舞い上がるような粉雪の魅力を、ぜひ子供たちに体験させてあげてほしい。

休憩は広い座敷のある高原の駅・丸沼へ!

高原の駅・丸沼はキッズパークの目の前にあって、休憩や食事にとっても便利。さらに広くて快適な畳敷きの座敷スペースもあるので、小さな子供を連れたファミリーには大助かり。

高原の駅・丸沼の座敷に用意されているテーブルは予約することもできる。料金は1日1テーブルで4,600円。「4,600円は高い!」と思うなかれ。実は3,600円分の食事券が付いてくるので、実質1,000円で利用できるのだ。週末などは混み合って食事の席を確保するのもたいへんな場合もあるので、ぜひ予約して利用しよう。1テーブルにつき5名まで利用可能。テーブル席の予約は電話(0278-58-2211)でもOKだ。ただし有料テーブルへの飲食物の持ち込みは不可となっている。

滑りたいキッズはレンタルへ直行!

丸沼高原のセンターハウスのレンタルコーナーでは人気のバートンがレンタル用として開発した「LTR」モデルを用意。ソフトフレックスでターンのきっかけがつかみやすく、誰もが滑りやすい設計。なおかつ逆エッジのリスクを低減させてるので、従来のボードよりもビギナーが安全に楽しく滑ることが可能だ。憧れのバートンのボードを手にしただけで、やる気スイッチはオンになるはず!

ファーストステップに最適なビギナーエリア

ゴキゲンなレンタルを借りたら、まずはセンターハウス横のビギナーエリアへ。初心者にも最適の緩斜面で、こちらにもキッズパーク同様、登りに便利なエスカレーターが設置されているので、簡単に滑る練習が繰り返しできるのだ。

早くリフトやロープウェイを使って他のコースを滑れるようになるためにも、ここでしっかりとポジションなどのバランスを確認。ボードをしっかりコントロールできるようになれば、そこから無限に楽しさは広がっていくはずだ!

ロープウェイで山頂へ!

うまく滑れるようになったら、日光白根山ロープウェイで標高2000mの山頂を目指そう。滑りに自信がなくても、ロープウェイで下山することもできるので、天気が良い日などは子供と一緒にゲレンデトップからの素晴らしい眺望を楽しむだけでもOK。

眼下に見えるゲレンデや丸沼など、ロープウェイ乗車中の景色も楽しもう!

山頂の雪はさらに「極軽」。粉雪を空に向かって舞い上げると、顔にかかって冷たいんだけど、とても気持ちがいい。

山頂からのロングランに挑戦!

ある程度の技術があれば、キッズでも極上の雪質を誇る山頂からのロングランが楽しめる。ただ年齢や技術レベルによっては1本だけでも体力的にかなり消耗するので、絶対に無理はしない、させないこと。山頂からからくらコース~ローズコースへ、そこからコバルトコース~オレンジorレッドコースやバイオレット~イエローコースへとゆっくり、子供たちのペースで滑り込んでいこう。余裕があれば、途中、遊び感覚でコースの地形をうまく使いながら滑ると普通にすべるよりも楽しさアップだ!

バイオレットコース下部で休憩。ここまで来ると一安心。さすがの子供たちも疲れていたり、お腹が空いているようであれば、迷わずゲレンデ中腹のレストラン「とんふぁん」に立ち寄りたい。というか、ベースまで一気に滑るのは長過ぎるので、最初から「とんふぁん」でおいしい食事を食べる目的に滑ったほうが子供たちのがんばり度は違ってくるはず!

ボリューム満点の食事と、絶品スイーツで元気復活!

席数が530と、丸沼高原イチの広さを誇る「とんふぁん」。おすすめのメニューは地鶏とり玉丼(1,150円)やジンギスカン定食(1,350円)も人気。このジンギスカン定食のご飯・味噌汁の代わりに生ビールとのセット(1,450円)も、がんばったお父さんなど男性を中心に注文する人が多い。

また北海丼(1,600円)は、北海道から素材を取り寄せた逸品。1日限定20食ということで売れ切れる場合もあり。どうしても食べたければ早めに昼食にするプランがおすすめ。

ランチのデザートは丸沼高原自慢の手作りスイーツ。豆腐のいちごムース仕立て(450円)とブリュレ(300円)。どちらも当日の朝に作るので、数量限定で運のいい人だけが食べられる。他に数量限定のクレープ(450円)も大人気。これらはプラス100円でソフトドリンクとのセットにもできるので、休憩時にもおすすめだ!

あれもこれも欲しくなる、お土産がいっぱい!

たくさん滑って、おいしい食事を満喫して大満足の1日のシメには、センターハウスで楽しくお土産選び。丸沼高原限定オリジナルのお土産やいろいろなお土産がたくさん取り揃えてある。子供たちは群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」関連のコーナーに釘付け状態。お母さんは丸沼高原に自生するダケカンバの樹液を配合し、約60日間かけて自然に熟成させたという、手作りの「ダケカンバ石鹸」に興味津々。ちなみに丸沼高原では使用済みリフト券を返却すると保証金として預かっていた1,000円は返却されるが、売店でお土産の購入費用などとして1,200円分の金券として使うこともできるので、覚えておいてお得に利用しよう!

丸沼高原スキー場

丸沼高原スキー場

丸沼高原は日光国立公園日光白根山山麓にある通年リゾート。日光白根山ロープウェイを使えば標高2,000m地点から約4キロのロングランを楽しめます。スノーシーズンだけでなくグリーンシーズンにも、ロープウェイを使った白根山登山、自然、史跡散策をはじめ、日帰り温泉、サマースキー、オートキャンプなども提供しています。
丸沼高原スキー場 オフィシャルサイト